株式会社LOB(楽天グループ)は、mablでコストを削減し、テストカバレッジを改善しました。

世界最大のEコマースのひとつである楽天は、EC、クレジットカード会社、Fintechである銀行、5Gを提供するMNOなど、非常に多様なビジネスモデルを持っています。これらのサービスはすべて、日本国内や世界中に存在する何百万ものユーザによって利用されているため、楽天グループでは、サービス品質を維持するために、テストは必要不可欠です。

細野浩一氏は、2018年に楽天グループに参画したLOB, Inc.(以下、LOB)で、QAおよびテスト自動化エンジニアとして働いています。彼の仕事は、楽天グループの広告配信プラットフォームの開発を支援すること。そして、エラーのない高品質なソフトウェアを完成させ、利用者の獲得を推進することです。細野氏は、同僚と協力して、テストがボトルネックになる深刻な問題を克服し、テストの効果を最大限にスケールさせました。その結果、コストが削減しテストカバレッジが上がっていきました。

マニュアルテストは、開発の初期段階にブレーキをかけてしまう

"当社のプロダクトに対してどのツールがもっとも適しているかを判断するために、さまざまな方法を検討しました。はじめてmablを使ったときは、これほどまでにテストを速く作成し、すぐに実行できることにとても感動しました。本当に魅力的なサービスだと思います。" 佐藤 崇氏, QAエンジニア, LOB, 楽天グループ

 

mablを導入する前に、LOBのQAエンジニアは、Selenium、TestCafe、Sikuliといったテスト自動化フレームワークを検討しました。しかし、いくつかの問題に直面してしまいます

彼らの広告配信プラットフォームを支える管理者ツールは、SPA(Single Page Application)でした。SeleniumやTestCafeは、動的要素を識別するのにとても時間がかかってしまい、余計な労力がかかってしまいました。

開発の初期段階で、開発チームはアプリケーションにかなりの変更を加える必要がありました。しかし、変更を加えるたびにテスト実行を繰り返すと、テストスクリプトが固まって動かなくなるケースもあったのです。

開発の初期段階でリグレッションテストを自動実行するのは、当初不可能だと考えてられていました。マニュアルによるリグレッションテストも、1時間以上かかってしまいます。

自動化を進めづらい堅牢なテストサービスを利用してしまうと、アプリケーションが変更されるたびに、テストも変更する必要性がでてきます。ペースの速いシフトレフトが進む開発環境では、QAによるテストが大きなブレーキになってしまう場合があります。その結果、QAエンジニアがテストを完了する時間が取れず、品質保証が不可能になってしまう懸念が生まれてしまいます。LOBは、可能な限り速く、テスト自動化フレームワークを見つける必要がありました。

"mablをつかったテスト実装はとても簡単なので、マニュアルテスターも簡単に利用できます。利用価格もとても安くなっています。私自身の経験からお話させていただくと、これまでは開発が完了するのに8ヶ月かかっていました。現在は、実装から本番へのリリースが約3ヶ月になっています。これは、開発コストや時間の60%削減に成功したといえます。" 江川さおり, QAスペシャリスト, LOB, 楽天グループ