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mablのレポーティングAPIでテストの効果を高める | mabl

作成者: Odasho|2024/01/30 0:00:00

テスト結果のレポーティング(報告)は、テストの質を向上させ、品質文化を醸成するために不可欠な要素です。品質エンジニアリングチームには、テストのワークフローを組織全体のレポーティングフローに統合し、開発者、プロダクトオーナー、エンジニアリーダーが製品品質を理解するのに役立つソリューションが必要となります。「ソフトウェアテスターと企業が、より良いソフトウェアを構築できるようにする」というmablのミッションの一環として、レポーティングAPIを発表いたしました。

品質エンジニアリングのための連携ワークフローの構築

レポーティングAPI により、mablユーザーは、プログラマティックに個々のテスト結果やバッチテスト結果を外部ツールにエクスポートすることができます。そして、既存のレポーティングワークフローにテストを簡単に統合することが可能となります。ナレッジワーカーの約26%が、アプリの過負荷が仕事の効率を低下させると回答していることを考慮すると、レポーティングAPIは、品質エンジニアが最も効率的な方法でテストの効果を高められる機能の一つであると言えます。

mablのレポーティングAPIで検査結果を共有する 

レポーティングAPIは、テストデータをエクスポートし共有するためのmablの既存のオプションを拡張するもので、BigQueryエクスポートCLI、およびデプロイイベントAPIが含まれます。レポーティングAPIは、情報をエクスポートするための専門的なオプションとは異なり、個別またはバッチのテスト結果をお好みの外部ツールにエクスポートできるため、品質業務を既存のプロセスに簡単に統合することが出来ます。

個別のテストのエクスポートにより、ソフトウェア品質担当者は、テスト実行ID、計画実行ID、またはデプロイメントイベントID を検索してテスト結果を取得できます。その後、スクリーンショット、DOMスナップショット、ログなどのテスト成果物をチームメンバーと共有できます。これにより、約44%の開発者が悩みの種として挙げている、『システム不具合の可能性を調査する際の重要なデータの検索と共有』が容易になります。

レポーティングAPI では、時間範囲、ラベル、アプリID/環境ID、テストID/計画IDなどのパラメータを指定して、品質担当者がバッチ結果とサマリー統計をエクスポートすることもできます。このエンドポイントへのAPI 呼び出しのサマリー統計には、フィルタリング基準を満たしたテスト数および合格/不合格の実行数が含まれます。品質チームは、エンドポイント全体で利用可能な過負荷時のパフォーマンスおよびアクセシビリティデータをエクスポートすることも可能です。

これらの情報はすべて、各テストがソフトウェア開発、製品品質、カスタマーエクスペリエンスにどのような影響を及ぼしているかについて、開発者、製品チーム、エンジニアリングマネージャ、および会社のリーダーシップとコミュニケーションをとるのに非常に役立ちます。このような認識を構築することで、開発組織は、イノベーションを起こす際に、より効率的で効果的な品質エンジニアリングの実践を受け入れることができるのです。 

テスト結果の共有から品質文化を築く

ソフトウェアテストは、DevOpsの推進をサポートし、カスタマーエクスペリエンスを向上させる最もインパクトのある取り組みの1つであることが明らかになっています。この可能性を実現するために重要なことは、品質チームだけでなく、開発に関わるすべての人が品質エンジニアリングに取り組めるように、テストデータを企業全体で共有し、利用する最良の方法を見つけ出すことです。

レポーティングAPIは、mablのすべてのお客様、および14日間の無料トライアルに登録された方々を対象に、一般公開されています。ローコードによる迅速なテスト作成、自動修復、レポーティングによる結果の共有で、ソフトウェアテストの実践を向上させましょう。